クラスプ

(くらすぷ)

クラスプとは部分床義歯において、支台歯に維持をもとめるためのものである。ほとんどが金属で作られ、「金具」、「バネ」と説明されることが多い。鉤ともよばれる。
歯の周りを囲むように金属が装着されるため、前歯部など、部位によっては審美性が低下する場合がある。ただし、必要以上にクラスプを減じると、残存歯にかかる負担のバランスが崩れ、さらに歯を失うことにもつながる。