ガッタパーチャポイント

(がったぱーちゃぽいんと)

ガッタパーチャポイントは根管治療の際に使用される根管充填材のひとつで、多くの症例で使用されている。抜髄感染根管治療の最終段階で用いられる。
ガッタパーチャポイントの主成分は酸化亜鉛であり、ガッタパーチャそのものは約20%であるが、歯科医療においてガッタパーチャというと、このガッタパーチャポイントのことを指す。一般にガッタパーチャと酸化亜鉛、添加物を加え、根管の形に細長く成形したした状態で製品となっている。
ガッタパーチャは上記の通り、天然由来のゴムの一種で、熱帯地方の樹木から採取される。過去には、絶縁材(特に海底ケーブルの絶縁材)やゴルフボールの芯にも使用されていた。