齲蝕
(うしょく)
齲蝕とは、口腔内細菌によって、歯が溶け、欠損を生じた部分のこと。カリエスとも呼ばれ、齲蝕を生じた歯をいわゆる「虫歯」という。
原因となる最近はプラーク中に存在するため、齲蝕の予防には適切なブラッシング(歯磨き)が最も有効である。うがいやうがいを補助する薬品などではプラークを除去することはできず、薬品の効果もプラークの内部には浸透しないため、効果は低い。
齲蝕の程度によってCO、C1、C2、C3、C4と分類され、それぞれに応じた治療が必要となる。
歯の萌出直後が最も齲蝕になりやすいが、高齢者でも歯肉の退縮した歯根部に齲蝕を生じることが多い。