臨床研修医
(りんしょうけんしゅうい)
歯科医師臨床研修医(以下、臨床研修医)は平成18年から必修化され、現在では、歯科医師国家試験合格後に、ほとんどの歯科医師が臨床研修医となる。研修期間は1年以上と定められている。
研修期間を一つの施設で研修を行う単独型、2つ以上の施設で研修を行う管理型(と協力型)など、いくつかの形式の研修施設がある。いずれの施設も厚生労働省に申請し、認められた場合に臨床研修医を受け入れることができる。
H22年現在、臨床研修医を受け入れることができる施設の要件として、複数の歯科医師の在籍が必要となっているため、いわゆる院長一人の歯科医院では、臨床研修医を受け入れることはできない。また、臨床研修医を受け入れているからといって、診療レベルが高いという保証にはならない。